近代医学のヒポクラテスたち  洪庵、知安、そして鷗外  平成24年度特別展   

請求記号041/B89
著者名文京ふるさと歴史館(編)
目次第1章 人と病の歴史
 1-1 東の神農、西のヒポクラテス
 1-2 遺跡や文献資料にみる病
第2章 近世の医学史と文京
 2-1 小石川養成所の設置と胆煎、小川笙船
 2-2 近代医学の黎明期
 2-3 道のため、人のため 緒方洪庵の仁
 colum 陽だまりの樹と手塚良仙、そして治虫
 2-4 佐藤家と順天堂 相果て候とも恨み申さず候
第3章 近代医学ことはじめ
 3-1 お雇い外国人の頃
 colum 衛生試験所とゲールツ
 colum 文京にあった温泉!? 駒込草津温泉と根津神泉亭
 3-2 和魂洋才、日本人医師の育成
 colum わが先祖、相良知安とドイツ医学採用
 colum ”公許女医”第一号、荻野吟子
 colum 脚気とビタミン、オリザニン
 colum 進文学社と橘機郎
 colum 臨時脚気病調査会と軍医・森林太郎
 colum 至誠一貫、吉岡彌生の愛
 colum 猫と 夏目と 宝丹と
 colum 明治時代の宝丹
第4章 公衆衛生制度と医師
 4-1 公衆衛生制度、概念のはじまり
 colum 弓町に住んだサムライの末裔 森鴎外との意外なかかわり
 colum 「一に人、二に人、三に人」衛生学者、後藤新平の”大風呂敷”
 4-2 公衆衛生と都市計画 
 colum 小石川の開業医 森種太郎
 colum ”雄気堂々”福祉事業家・渋沢栄一と文京
出版者文京ふるさと歴史館
発行日2012.10
資料解説現代日本の医療技術の隆盛の背景には、歴史上の多くの医学者たちによる努力と艱難辛苦の蓄積があります。平成24年度特別展では、近代医学発展の礎を築いた文京ゆかりの医学者を数多く紹介しています。
文豪と呼ばれる鴎外・公衆衛生学を専門とする陸軍の軍医森林太郎をはじめ、高林寺(現、文京区向丘)に埋葬されている幕末に数多くの人材を輩出した適々済塾の主宰者緒方洪庵、明治政府がそれまで交流のあったオランダやイギリスではなく、ドイツの医学知識・技術を導入するよう奔走した相良知安など。
「医のまち文京」を舞台とした近代医学発展のあゆみをたどります。

注記展覧会カタログ
会期・会場: 2012年10月27日-12月9日:文京ふるさと歴史館
裏表紙に「森鷗外生誕150年記念事業」とあり
Neo・資料固有番号 (バーコード)122084
現在の配架状態コレクションB

PageTop