青田真也

作家名(よみ)あおたしんや
作家名(英語)AOTA Shinya
生地大阪府
生年1982

作家解説

京都精華大学芸術学部版画専攻を卒業し、2008年愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。愛知県在住。身近な既製品や大量生産品、表面やカタチをヤスリで削り落とし、見慣れた表層や情報を奪い去ることで、それらの本質や価値を問い直す作品を制作している。 もともと版画を専攻していた青田の作品の根底には、モノのかたちを写し取ることへの鋭敏な感性が横たわっている。2018年に大阪で行ったプロジェクトで、青田は町工場の職人たちが使う道具や作業時に補助的に用いる台紙、余剰として生まれるゴミ、作業の痕跡などを、別の素材で再現しているが、それはある意味では商品を作る鋳型のような存在である道具や、商品から引き剥がされたものを、作品という鋳型の内側にあるべきものへと反転させる、版画的な思考に基づいているといえる。

この作家の作品一覧[全16件]

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