水野里奈

作家名(よみ)みずのりな
作家名(英語)MIZUNO Rina
生地愛知県春日井市
生年1989

作家解説

2012年に名古屋芸術大学洋画2コースを卒業後、2014年に多摩美術大学大学院修士課程油画領域を修了。東京で初個展を行った2012年の作品で既に、中東の細密画の装飾性と、(若冲の水墨画などの)勢いある筆致、そして白い下地が塗られていないキャンヴァス地そのものという3つの要素を重視し、それらが引き合うように組み合わせ、イメージを重層的に構築していた。その後色数の増加や、油絵具の盛り上げ、だまし絵的な三次元間を用いた入れ子上の画面構成など、複雑化、豊富化がすすめられ、2020年の個展タイトルにも示された「みてもみきれない」絵画が目指されている。2015年「VOCA展」奨励賞、2017年には倉敷市での滞在制作による大原美術館の個展「ARKO」に選ばれた。2022年愛知県芸術文化選奨で新人賞を受賞。

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