フランク・ステラ

作家名(よみ)ふらんくすてら
作家名(英語)Frank STELLA
生地モールデン(アメリカ)
生年1936
没地ニューヨーク(アメリカ)
没年2024

作家解説

アメリカ、ボストン郊外のモールデンに生まれる。プリンストン大学に入学し歴史を専攻する。1958年《ブラック・シリーズ》と呼ばれる黒いストライプ状の作品に着手、画壇に登場する。同時期レオ・キャステリ画廊でジャスパー・ジョーンズの《旗・標的シリーズ》を見て強い感銘を受けている。《ブラック・シリーズ》の情感を排除したその制作は抽象表現主義以降の潮流を先取りしたものとして位置づけられる。その後もシェイプト・キャンバス(変形キャンバス)の作品や鮮やかな色彩の競演とも言うべき《分度器シリーズ》など次々に歩みを進め、やがてレリーフ状の作品から完全な立体作品へと展開していった。戦後アメリカ美術の動向を体現した作家の一人である。

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