オスカー・シュレンマー

作家名(よみ)おすかーしゅれんまー
作家名(英語)Oskar SCHLEMMER
生地シュトゥットガルト(ドイツ)
生年1880
没地バーデン・バーデン(ドイツ)
没年1943

作家解説

シュレンマーは、画家、彫刻家、舞台芸術家であり美術作家でもあった。1920年から1929年までバウハウスで金属工芸を教えた。彼の作品はナチスによって頽廃芸術とされ、1933年から1937年までスイスに住み、1940年以降はヴッペルタール(Wuppertal)で過ごすことになった。彼の初期の作品は、キュビスムの影響を受け、絵画的構成に強い興味を示している。彼の人体は、不可思議な空間の中、正面観、後ろ向き、側面観などで、かなり機械的な人体を表すものが多い。彼はいわゆる魂のない純粋な抽象性と考えられるものを排し、自分の直感を理性的な統制に服従させようとした。「想像的能力とわれわれの魂という神秘性から湧き出る美術作品については特に、外的な主題あるいは内容の助けなしには、厳格な調和はまったく不可欠なものとなる」と彼は言っている。

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