ジェームズ・アンソール

作家名(よみ)じぇーむずあんそーる
作家名(英語)James ENSOR
生地オステンド(ベルギー)
生年1860
没地オステンド(ベルギー)
没年1949

作家解説

海辺の町オステンドに生まれ、大学時代を除いて生涯この地を離れなかった。初期は暗い絵の具をパレットナイフによる厚塗りで描き、海景や室内画を制作したが、次第に明るい色調へと移行した。1880年代には幻想的で死と結びついた主題が登場するようになる。空恐ろしく皮肉めいた諧謔性を特徴とする。最大の作品『キリストのブリュッセル入場』(1889年)は創立会員であった前衛集団からの除名という事件を引き起こしている。生前は孤立した存在であったが、20世紀の表現主義やシュルレアリスムなどの運動からその先駆性を高く評価されるようになった。

この作家の作品一覧[全2件]

件ずつ表示

PageTop