三田村光土里

作家名(よみ)みたむらみどり
作家名(英語)MITAMURA Midori
生地愛知県長久手村(現・長久手市)
生年1964

作家解説

1988年に名古屋のファッション専門学校を卒業し東京でアパレルのデザイナーとなったが、現代アートに興味を持って現代写真研究所に通い、2005年基礎科を終了。三田村は1993年代頃から作品を発表し、写真やそのイメージを日用品に転写する手法を通じて、日常と記憶が交差する空間を創出してきた。公と私、日常と非日常、言葉とイメージなどの対立的要素を、オブジェクトを用いたインスタレーション「人が足を踏み入れられるドラマ」として共存させる。作品の多くは「家族」や「家」をテーマにしており、戦争のような大きな主題を扱う際も、常に個人の視点を重視している。1990年代以降、日本の現代美術では極私的なモティーフを扱う傾向が強まったが、三田村の試みはその先駆といえる。

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