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存在

作家名ジャック・ヴィヨン Jacques VILLON
制作年1920年
技法、素材油彩、画布
寸法92.0×65.0
分野絵画(海外)
所蔵作品登録番号FO199100007000
解説ジャック・ヴィヨンは1912年から20年代初めにかけて、1918年き病没した弟デュシャン=ヴィヨンを悼み、弟の彫刻《ボードレール像》をモティーフとする一連の作品を制作した。この作品はそのうちのひとつである。ここには、幾何学的な平面の組み合わせと色彩のグラデーションによる三次元性の表現という、大胆な実験を見ることができる。対象は水平な面の重なりによって分析され、その結果、「存在」の本質である垂直性とヴォリュームがきわめて純粋な、抽象化したかたちで表れている。より注目されるのは、対象の重さと密度を二次元の平面に置き換える手段として、ピカソとブラックのキュビズムが排除した色彩の力が用いられていることである。

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