JJ199000019000_000000_001T, 0000/00/00撮影, Public Domain

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飛泉

作家名横山大観 YOKOYAMA Taikan
制作年1900年頃
技法、素材絹本着色
寸法110.1×49.1
分野日本画(日本)
所蔵作品登録番号JJ199000019000
解説日本画の成立と展開のなかで大きな転機となった〈朦朧体〉と呼ばれる没線描写で描かれた作品。旧来の伝統絵画では線はもっとも重要な要素のひとつであったが、それを用いないで、それまで暗示的、象徴的に示されていた空間や対象を近代的な意味で合理的にとらえようとする一手段として、朦朧体は試みられた。線によって概念的に抽象化された対象把握の方をいったん解体し、洋画の手法を参照しつつあらためて感性を世界へと開放し、より視覚に忠実に対象を形象化できる独自のシステムの可能性が探求されたのである。この作品は実験がもっとも先鋭な時期に描かれたもので、こうした徹底した解体を経てこそ近代日本画を代表する大観、春草、観山らの代表作が次の10年間に可能になったのである。

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