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糸巻き

作家名フランシス・ピカビア Francis PICABIA
制作年1921-22年
技法、素材鉛筆・ グアッシュ、紙
寸法76.5×56.9
分野水彩・素描(海外)
所蔵作品登録番号FD198900002000
解説未来派やレジェをはじめとして、1910年代の前衛画家たちのなかには、機械文明への礼賛をうたった者が少なくない。ピカビアとデュシャンの作品においても機械という題材は重要な位置を占めているが、この二人が他の画家たちと異なるのは、機械と人間との間の奇妙なアナロジーという興味から出発して、ついには絵画の主題あるいは絵画そのものに対する冷淡さ、無関心の表れとして機械のモティーフを扱い続けたことである。この作品はピカビアの〈機械絵画〉の中ではもっとも後期のものであり、性的な暗示をはらむ形態や意味ありげな題名をもつ1910年代の作例とは対照的に、投げやりに放り出された機械の断片が見る者をただ当惑させる。

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