襖のかげ

作家名上村松園 UEMURA Syouen
技法、素材絹本着色
寸法129.5×42.2
分野日本画(日本)
所蔵作品登録番号JJ202400044000
解説若い娘が襖を開けて中を覗いています。着物には梅の文様が描かれ、裾に市松模様、袖に笹の紋があり、松竹梅の吉祥紋が散りばめられています。珊瑚玉の簪(かんざし)にピンクの元結と、髪飾りも華やかです。晴れ着姿から察するに、お正月の挨拶に来たのかもしれません。
美人画の第一人者として名高い松園。昭和23(1948)年には女性初の文化勲章を受章しました。京都府画学校で松年に学び、次いで楳嶺、その死後は栖鳳に師事します。写生に加え、古画の縮図や模写にも熱心に取組んでいました。襖に描き込まれた水墨画からは、松園の古画研究の一端がうかがえます。

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