天竺のためのマケット

作家名藤田昭子 FUJITA Akiko
制作年1975年頃
技法、素材テラコッタ
寸法50.1×30.2×31.6
分野彫刻・立体(日本)
所蔵作品登録番号JS202400003000
解説藤田昭子は1950年代から、原始的な住居を思わせる開口部をもつテラコッタ作品を制作してきた。1960年代半ばに鯉江良二と出会い、常滑での交流を通じて野焼きによる大型作品の構想を得る。1975年、鯉江の協力のもと常滑で現地制作された《天竺》は、その第1作であり、以後の世界各地での野焼き制作の出発点となった。高さ6メートルに及ぶ制作には学生ボランティアが参加し、共同生活のなかで一時的なコミューンも生まれた。《天竺》は、土の造形の伝統と1970年代のヒッピームーヴメントが交差する稀有な実践であり、愛知の戦後美術史を考えるうえでも重要である。

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