髪を洗ふ女

作家名松下春雄 MATSUSHITA Haruo
制作年1930年
技法、素材油彩、画布
寸法145.5×128.8
分野絵画(日本)
所蔵作品登録番号JO202300025000
解説松下春雄の油彩画には、光風会に連なる外光派的な風景画と、堅実な量感や褐色中心の暗い色彩を特徴とする人物像という2つの大きな傾向がある。本作《髪を洗ふ女》は後者に属し、共に切磋琢磨した鬼頭鍋三郎の作品とも通じる重厚な表現を示している。本作は、制作後ほどなくして、若い作家たちを支援した三枝基(さいぐさもとい)が作家本人から購入したとみられ、その後、三枝が設立した愛宕下美術館(静岡県掛川市)に大切に所蔵されてきた。愛知県の昭和初期の美術動向を鮮やかに伝えるとともに、当時の画家たちの交流や制作姿勢を今に伝える貴重な作例と言える。

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