Statue of Shape

作家名玉山拓郎 TAMAYAMA Takuro
制作年2021年
技法、素材ステンレス、モーター
寸法39.0×φ13.0(台座160.0×80.0×80.0 )
分野彫刻・立体(日本)
所蔵作品登録番号JS202100041000
解説頂部が丸い円柱隊の上に球体が乗る構造で、表面は鏡面仕上げが施されている。上部の球体はほとんど気づかれないほどの速度でゆっくりと回転する。玉山は以上から2つの円の接点(いくら拡大しても極小の点でしかない)に興味を持っており、片方の円を長く引き伸ばすと抽象化された人の形にも見えてくると述べている。2018年の個展「Dirty Palace」ではその人形の鏡が展示され、映り込む鑑賞者も作品に内包された。のちにこの平面をモニターで回転させたり、ステンレスを削り出されたりした立体作品も作られた。この作品は、2021年の個展「Anything will slip off / If cut diagonally」(ANOMALY)において、《3 Mirrors and 3 Tables》のすぐ横に展示された。静止しているが、軌道上を運動する円盤のようにも見える3つの鏡と、実際には動いているが鑑賞者がその動きに気づきにくい鏡が対比的である。

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