Silent Explosion──夜走る異国の径

作家名前本彰子 MAEMOTO Shoko
制作年1988年
技法、素材アクリル絵具・ラメ、ドンゴロス・針金
寸法303.0×203.0×280.0
分野インスタレーション(日本)
所蔵作品登録番号JI202100002000
解説前本は2021年、コバヤシ画廊での個展「紅蓮大紅蓮」にて、本作と代表作《大紅蓮》(1986年)を並べて展示した。紺青のドレスが裂け、赤い布が床に広がり、背後の壁に炎が燃え上がる本作は、フェミニスト的な怒りの表現として解釈されてきた。しかしながら2021年のインタビューによると、20代であった自身が子宮を持たされた女性であり、出産の役割を担わされていることに対する恐怖をリアルな感覚として表現したもので、ドレスの中は女性の体内のイメージなのだという。また前本は「私がもっと意識して世界(女性)全体のこととして前に打ち出していれば、日本の美術も少し変わったかもしれません」とも述べており、1980年代の作品を2021年に再提示することも、自裁の変化の中での表現の一つであったといえる。

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