マガン(天城町総合運動公園、2024/12/13)

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マガン ( Greater white-fronted goose, White-fronted goose )

名称(ヨミ)まがん
中分類カモ目
小分類カモ科
形態全長80センチを超える中型のガン。ヒシクイよりやや小さい。全体に褐色に見え、胸から腹部にかけて不規則な黒い横しまが入る。腹部後方は白い。くちばしはピンクや黄橙色で、付け根の羽毛が白い。足はオレンジ色。幼鳥は、成鳥に比べ全体的に淡色で、胸から腹には黒い横しまがない。よく似たカリガネはやや小柄で、黄色いアイリングがある。成熟には3年かかり、最初はくちばしがピンクだが、徐々に黄色みが増していく。

※ヒシクイ、マガン、カリガネ、ハイイロガンはいずれもカモ科マガン属で、似通っている。
 
生息種類迷鳥
概要※狩猟により激減し、1971年、国の天然記念物に指定されている。

【分布】
シベリア北東部、アラスカ北部やカナダ北部で繁殖し、冬期は国内の信越地方以北や朝鮮半島、中国南東部、北米大陸南部へ渡って越冬する。奄美群島および徳之島には、秋から冬にかけ稀に飛来する。

【生態】
島では主に芝地の草やそこに生える丈の低い牧草の種子を食べ、草食性の強い雑食性と思われる。強力なくちばしを持っているため天敵は少なく、人間を警戒するも飛び去るほどではないようだ。

【島内の目撃情報】
町内では、天城町総合運動公園の陸上トラックやテニスコート付近、トリトリデッキ付近、岡前にある南川河口に飛来している。徳之島町花徳でも記録がある。

 
観察できる場所牧草地、運動公園

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