エゾビタキ ( Grey-streaked flycatcher, Grey-spotted flycatcher )
| 名称(ヨミ) | えぞびたき |
|---|---|
| 中分類 | スズメ目 |
| 小分類 | ヒタキ科 |
| 形態 | スズメより微妙に小さく、細身に見えることが多い。頭から背、尾にかけての背側は灰褐色もしくは灰色で、腹側は白く、風切り羽は黒い。胸には特徴的な、背側と同じ色合いの縦斑が入る。幼鳥は背側の褐色が濃く、細かな白斑が目立つ。よく似たサメビタキやコサメビタキ、キビタキ(雌)よりも、本種の胸の斑は明瞭なため、見分けやすい。 |
| 生息種類 | 旅鳥 |
| 概要 | 【分布】 中国北東部、サハリン、カムチャツカ半島、朝鮮半島北部などで繁殖し、冬季にはフィリピン以南の東南アジア島しょ、シンガポールやインドネシア、ニューギニアなどへ渡って越冬する。国内では、春秋の渡りの時期に公園の木々や林で見られるとされるものの、徳之島では初秋にのみ見られるようである。 【生態】 島内では9月上旬~10月にかけて渡来し、数日滞在して南下していく。肉食の強い雑食性で、小さな昆虫やその幼虫、クモなどを捕食することが多い。ごくごく細い声で「チチ、チチチ」と鳴くことがある。ヒタキ類独特の、餌を探して飛び立ち、もとの枝にもどる採餌「フライキャッチ」と呼ばれる動作や、突き出た枝に止まる振舞いが見られる。樹上のみならず、地上でも採餌する。 【島内の目撃情報】 天城町内では、与名間・手々林道など明るい林道や、兼久など果樹や実のなる植木の多い集落で見られるが、天城町総合運動公園の北部入口周辺の木立が観察しやすい。よく似た、サメビタキ、コサメビタキ、キビタキ(雌)のなかで、毎年飛来するのは本種のみである。 |
| 観察できる場所 | 樹木の多い公園や、林縁、林道など |
| 生息地のマップ | https://goo.gl/maps/PuXjWubB3pdEW6Nv6 |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。

データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/yui_yakata/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/amagi_isan/
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