アマサギ夏羽(浅間干潟、4月)

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アマサギ ( Cattle egret )

名称(ヨミ)あまさぎ
中分類ペリカン目
小分類サギ科
形態コサギより小さく、カラスと同じくらい。夏羽と冬羽では、飴色(オレンジ褐色)の羽毛の面積が変化し、夏羽では頭から首にかけてと背が、冬羽ではかすかな額のみとなり、ほとんど全身が白くなる。くちばしは黄色い。雌雄同色とされる。和名は、羽毛の飴色から。冬羽はコサギに似ているが、くちばしの色の差異と、3羽以上で群れていることがほとんどなので見分けやすい。
生息種類冬鳥
概要【分布】
イベリア半島周辺、アフリカ中南部、インドから東南アジア、中米やフロリダ半島、南アメリカ大陸北中部、国内の九州地方などで周年見られる。北アメリカ大陸中部や中国東部、朝鮮半島、国内の本州で繁殖した個体群は南下してアルゼンチン、東南アジア、オーストラリアなどで越冬する。徳之島では冬場に群れが見られる。3亜種に分類されている。

【生態】
主に畑や乾田(かんでん)で昆虫やクモ、カエルなどを食べるが、小さな爬虫類や甲殻類も食べるという。草食獣の背中にとまって寄生虫を食べることもある。畑を耕すトラクターの周辺に群れて採餌する姿が見られるが、以前はほとんどなかった。夜はモクマオウなど、高い木に集団で休む。

【島内の目撃情報】
主にキビ刈り後の畑で見られる。春秋の渡りの時期、稀に干潟で休む姿が見られる。ただし、干潟では採餌しない。
観察できる場所畑、干潟など

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