コサンダケの竹の子ごはん

ホテイチク ( Fishpole bamboo, Golden bamboo )

名称(ヨミ)ほていちく
中分類被子植物
小分類イネ科
形態幹/桿(かん)の太さは一般的なマダケなどより細い、太さ2~4センチほど。竹にしては小ぶりながら高さは5m以上になる。
概要【分布】
中国南東部が原産とされる外来種で、全国的に釣り竿、杖、かご、食器などの素材や、食材として利用するために移入されている。徳之島でも「コサンダケ」と呼ばれ、親しまれている。

【生態】
タケ類は繁茂を抑えるのが難しいため、集落から少し離れた場所に植えられてきた。4~5月ごろ、地上に出た竹の子が見られる。

【島内の目撃情報】
生えている場所は、私有地かハブが生息する湿って荒れた場所であるため、竹の子を採る場合は注意が必要である。シーズンになると、スーパーや野菜の直売所などで茹でたものが少量販売されている。

【食材として】
一般的な竹の子と異なり、地上部分を利用する。「竹の子は湯を沸かしてから掘れ」といわれるほど、鮮度が大切なのはホテイチクも同様。アク抜きしないでも食べられるが、えぐみや苦みが皆無ではない。また、モウソウチクやマダケの竹の子の茹で方と異なり、皮をむいた後、食べやすいサイズに切ってから茹で、水にさらしてアク抜きする。

※関連URLには「天城町・わきゃまちの家庭料理」コサンダケの皮むき、下茹でへのリンクである。
観察できる場所古くから植えられている場所
関連URLhttp://yuiamagi.html.xdomain.jp/tourist_map/recipe/#14

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