コムクドリの雄(天城町総合運動公園、3月)

  • 画像切り替えサムネイル画像 その1

  • 画像切り替えサムネイル画像 その2

  • 画像切り替えサムネイル画像 その3

  • 画像切り替えサムネイル画像 その4

コムクドリ ( Chestnut-cheeked starling )

名称(ヨミ)こむくどり
中分類スズメ目
小分類ムクドリ科
形態イソヒヨドリとスズメの中間くらいの大きさで、ムクドリやホシムクドリより小柄。雌雄異色で、雄は頭部がベージュで頬にえんじ色の班があり、雌の頭部は灰色っぽく、頬など特に班はない。雌雄とも翼は一見黒いが、光の当たり方によっては深緑や赤紫に輝き、くちばし、足ともに黒い。
生息種類旅鳥
概要【分布】
千島列島からサハリン、国内では北海道と本州の北部で繁殖し、フィリピンやインドネシアに渡って越冬する。徳之島では、春秋の渡りの際、数十羽の群れが電線にならぶ姿が見られる。

【生態】
徳之島では越冬はせず、足早に群れで通過していく。1、2羽の場合は、ムクドリやホシムクドリの群れに混じることがある。樹上で小さな虫や種子などを食べる雑食性。小声でキュルキュルと鳴くことが多いが、時に複雑な声で鳴くため、種の同定に惑わされることがある。

【島内の目撃情報】
春や秋に、数十羽の群れが海岸に近い畑周辺や集落の電線で散見される。シマグワなど、果実のなる樹木にも飛来する。
観察できる場所空港周辺や海沿いにある集落の電線など

PageTop