オカヨシガモのペア(上名道池、2月)

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オカヨシガモ ( Gadwall )

名称(ヨミ)おかよしがも
中分類カモ目
小分類カモ科
形態マガモやハシブトガラスよりやや小柄。雌雄異色ながら、双方とも地味。雄は、灰褐色に細かな黒い斑点をまとっており、尻が三角に黒く、翼鏡は白い。雌はマガモとよく似て見分けにくいが、雄と同様に翼鏡(よくきょう)*が白いのが特徴。前述のとおり、雌雄とも褐色や黒、白などの羽毛で占められているため、Wikipediaによると、鳥類愛好家の間では「地味なカモ」として有名なのだとか。

※カモの雌は一般的に種の見分けが難しいため、一緒に、または近くにいる雄により判断するのが妥当。

*翼鏡(よくきょう)は、翼の後方、内側にある色鮮やかな羽毛のことで、種によって異なるため、見分けに用いられる。
生息種類冬鳥(渡鳥)
概要【分布】
北ヨーロッパやシベリア、北米大陸北部で繁殖し、国内では北海道でごく少数が繁殖するとされる。アフリカ大陸北部、ヨーロッパ南部、南アジア、東アジアで越冬し、国内では全国に渡来するが少ない、徳之島で越冬する個体はごく少数。

【生態】
主に水草や種などを好んで食べるが、魚、貝類、甲殻類、昆虫なども食べる雑食性。深く潜水できないため、浅い池に飛来する。

【島内の目撃情報】
町内では天城集落にある上名道池で時折見られる程度で、長居はしない。徳之島町の諸田池にも、少数が飛来する。
観察できる場所池、浅いダム、流れの緩やかな河口など

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