面縄東洞式土器(二重口縁土器)嘉徳遺跡出土

面縄東洞式土器(嘉徳遺跡)

名称(ヨミ)メンナワヒガシドウシキドキ(カトクイセキ)
中分類土器
小分類その他
出土遺跡嘉徳遺跡
出土地区第3地区
資産概要 当初、面縄第4貝塚東洞穴から出土した土器に名付けられたもので、その後、奄美群島の広い範囲で出土することが確認されている。この土器は、貝塚時代前4期(縄文時代後期)の初めころに、鹿児島県本土から南下してきた市来式土器の影響を受けてできた土器と考えられている。
 土器の口の部分が厚く肥厚し、そこにカゴ目状の文様を施すことを特徴とし、深鉢形と壺形といった器種が主体となるが、瀬戸内町嘉徳遺跡では、二重口縁となり脚台を持つ特殊な形をした器種も確認されている。これは、煤の付着状況から横倒しで火にかけられたと推測されており、呪術的な用途が想定されている。
報告書名河口貞徳1974「嘉徳遺跡 大島郡瀬戸内町嘉徳砂丘遺跡の調査」『鹿児島考古』第10号 鹿児島県考古学会
報告書掲載番号「嘉徳遺跡」『鹿児島考古』第10号 第13図

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