ヘラサギ成鳥(浅間)

  • 画像切り替えサムネイル画像 その1

  • 画像切り替えサムネイル画像 その2

  • 画像切り替えサムネイル画像 その3

  • 画像切り替えサムネイル画像 その4

  • 画像切り替えサムネイル画像 その5

  • 画像切り替えサムネイル画像 その6

  • 画像切り替えサムネイル画像 その7

  • 画像切り替えサムネイル画像 その8

ヘラサギ ( Eurasian Spoonbill )

名称(ヨミ)へらさぎ
中分類ペリカン目
小分類トキ科
形態ダイサギの首を短くした程度の大きさ。全身の羽毛は白く、くちばしは黒く先が黄色で、しゃもじのような形のためヘラサギと呼ばれる。成鳥は繁殖期になると、後頭部に褐色がかった換羽が伸び、首の一部も褐色がかった帯が見られる。雌雄同色。幼鳥はくちばしに肉色、翼の先がわずかに黒い。理由は不明だが、羽毛が汚白色の個体がしばしば見られる。クロツラヘラサギと比べるとやや大さい。よく似たクロツラヘラサギは眼の周囲がくちばしと一体化して黒いが、本種は白い羽毛のため、目元で見分けられる。
生息種類旅鳥、冬鳥
概要※参考
国内では、クロツラヘラサギよりもヘラサギの方が、見られる機会が少ない。徳之島では、クロツラヘラサギよりも多数が越冬したことがある。

【分布】
中国東北部、北朝鮮、東南アジアなどユーラシア大陸東部に分布、春から夏に北上して繁殖し、南下して越冬する。国内にも局所的に渡来し、徳之島には越冬、越夏(えっか)のために少数が飛来する。

【生態】
クロツラヘラサギと同様に、歩いたり走ったりしながら、しゃもじのようなくちばしを水中で左右に振り、視覚でなく触覚で餌を探す。本来は、池や浅い河川のカエルやドジョウなどの小動物を食べるが、徳之島では干潟に生息する小さなカニ、エビ、小魚を食べる。休むときは片足立ちになり、くちばしを背中側にまわして羽毛でおおって眠る。基本的には旅鳥ながら、成熟に3年以上かかるため、徳之島では冬鳥として渡来したまま越夏(えっか)し、更に越冬するなど、一年以上過ごすした記録がある。クロツラヘラサギが居た場合、大半の時間を一緒に過ごしている。

【島内の目撃情報】
天城町総合運動公園(トリトリデッキ)の北側や西側の干潟で、主に秋冬と春の渡りの時期に見られる。

※ 関連URLは、天城町総合運動公園(トリトリデッキ)周辺の干潟で確認されたクロツラヘラサギ、およびヘラサギ個体数の月別集計である。(2022年3月現在)
観察できる場所天城町岡前川津辺から、浅間の干潟
生息地のマップhttps://goo.gl/maps/VLaTjdz8zYpfX5U86
関連URLhttps://docs.google.com/spreadsheets/d/182ypcnfGqwPCx-jVcKSoMVLtHi26ztx2EUN5COKT-5o/edit?usp=sharing
関連動画https://drive.google.com/file/d/0Bz9RA7q_36_zWm5TUDZ1YW5GRlU/view?usp=sharing

PageTop