ササゴイ(徳之島町 大瀬川、4月)

ササゴイ ( Striated heron, Little heron, Mangrove heron )

名称(ヨミ)ささごい
中分類ペリカン目
小分類サギ科
形態カラスより一回り小さく、小柄なサギ。普段は首をたたんでいるため、一層小柄に見える。頭頂は紺色がかった黒、背や翼は暗褐色で、翼の羽毛には白い縁取りがある。頬から腹にかけては灰色で、喉から腹にかけて白い縦班が入る。足は黄色い。目先にある黄緑色の部分は皮膚である。
生息種類冬鳥
概要【分布】
ユーラシア大陸東岸で繁殖し、ロシア東岸、朝鮮半島、中国東部沿岸、北海道と琉球列島を除く国内では夏鳥で、冬は南下して越冬する。台湾周辺では留鳥。徳之島では9月~明くる4月まで見られる。

【生態】
主に、朝夕の薄明薄暮時に活動し、川の中下流の浅場や干潟に飛来し、主に小魚やエビ、カエルなどを捕食する。徳之島では昼間でも比較的よく見られる。警戒心は強い。狩りをしている際、しばしば細長い舌を出し入れし、舌なめずりのような振る舞いを見せる。

【島内の目撃情報】
天城町内では、湾屋橋(県道)周辺の湾屋川や、時折、天城町総合運動公園南西側の干潟で見られる。徳之島町では亀津の大瀬川や、山(さん)集落の港川河口など。
観察できる場所河川の中下流域の浅場、干潟など
生息地のマップhttps://goo.gl/maps/NNqxrXdAF5PXZ8e99

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