カマッタ

遺産名(ヨミ)カマッタ
資産概要・大ナベのフタとして使った。
海のエイという魚をカマンタというのは、形態からきた呼び方であるらしい。また俚諺にいう「にたカマンタ」は、似た者同志の意である。このカマンタの取り扱いは、地面に伏せておかず、木につるしておくという。奄美の徳之島では、日没時に出生した子や夜泣きの子にカマンタをかぶせたというし、さらに嫁入運のない娘にもかぶせたそうである。沖縄のカマンタ、円鍾状であるが、奄美のものは頂部が少し偏平になり、横から見れば台形状である。

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