水分をたっぷり吸った、タマキクラゲ

タマキクラゲ ( A kind of Fungus )

名称(ヨミ)たまきくらげ
中分類キノコ類
形態水分を吸ってふくらむと5センチあまりになり、透明のゼリー状となる。ふくらまない状態では、光がやや透けるものの表面は茶色や灰色などで、ドライフルーツの杏(アプリコット)に似ている。乾燥すると色が濃くなり、膜状になったり小さくなる。
概要※タマキクラゲ、またはその近縁種と思われる。 キノコ類は、国内に5000種あまりが存在するとされるが、記載されている(分類され学名が付けられている)のはおよそ2000種で、正確な分類、調査はこれからである。タマキクラゲは食用になる(味は無い)とされるが、本種が完全にタマキクラゲか不明なため、食べるのは危険である。

【分布】
国内と朝鮮半島に分布するとされる。

【生態】
枯れた広葉樹に生え、一般的には春から秋に見られるという。

【島内の目撃情報】
徳之島北部の連山の山頂付近、6月初旬(梅雨)に観察された。

※寝姿山の腹にあたる平山~天城岳~三方通岳かけての峰は国立公園の特別保護地域となっているため、そこでの採取、持ち帰りはできない。
観察できる場所じめじめした広葉樹林にある枯れ木、倒木
自生地のGoogleマップURLhttps://goo.gl/maps/hfgPNWYoUr12

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