コアマモの地下茎、根の様子

コアマモ ( Japanese eelgrass, Dwarf eelgrass )

名称(ヨミ)コアマモ
形態細く薄い葉は、幅1.5~2ミリ、長さ20センチ程度。最大では長さ30センチになるという。芝生(ノシバ)のように地下茎でつながっているため、よく見ると葉が線上に並んで砂地から生えている。
概要【分布】
極東ロシア、サハリン、樺太、千島列島から国内各地、朝鮮半島からベトナムまで広く分布する。南西諸島ではごく小規模な群落が少数見られるのみとされる。

【生態】
海藻でなく海草。松原西区から岡前川津辺の沿岸と空港のあいだに広がる干潟で、南川や前川の淡水の影響を受けやすい場所に生えている。特に干上がりにくい空港側では、いくつかの群落が見られる。雌雄同株で、初夏から夏にかけ鞘に包まれた花をつける。

【島内の目撃情報】
松原西区から岡前川津辺西側に広がる干潟で、特に川の影響を受けるところに生えている。
観察できる場所松原~岡前川津辺の干潟(川筋の周辺)
自生地のGoogleマップURLhttps://goo.gl/maps/Ec4Fsqf1ob8qNz6A8

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