朽ち木の裏側につく、オオカサマイマイ

オオカサマイマイ( A kind of Snail )

名称(ヨミ)オオカサマイマイ
中分類巻貝類
小分類陸の巻貝(カタツムリ、ヤマタニシなど)
形態殻径2.5センチほどになるカタツムリ。殻径はやや大きめながら、殻高は低く平たい巻貝。殻は黄色褐色や茶褐色に見え、薄いため中の軟体部のパターンが透けて見える。殻の上からは特徴的な模様の軟体だが、殻の外に出た体は、庭などに多いキカイウスカワマイマイなどと印象は酷似している。トクノシマケマイマイの鋸刃状の毛?は折れやすく、ほとんど見られない個体も少なくないが、そうなるとカサマイマイ類との見分けは窮めて困難となる。
概要※日本産のカサマイマイ属はオオカサマイマイ、タカカサマイマイ、ツヤカサマイマイの3種で、分布域の情報からオオカサマイマイと判断した。

【分布】
薩摩半島(鹿児島県)から沖縄諸島にかけて生息するが、種子屋久、トカラ列島からは見つかっていないという。

【生態】
枯葉など、植物が主体の雑食性と思われる。雌雄同体。森林内の、朽ち木で見つかることが多いとされる。

【島内の目撃情報】
森林に落ちている、倒木の朽ち木で見つかる可能性が高い。画像は、戸森の第2線刻画から、50mほど西にあった朽ち木の裏側に居た個体。
観察できる場所直射日光が当たらない場所にある朽ち木
生息地のGoogleマップURLhttps://goo.gl/maps/gXcXnDCDfh82

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