サンゴの間に生えるラッパモク(ヨナマビーチ)

ラッパモク ( Spiny leaf seaweed, Ornate seaweed )

名称(ヨミ)ラッパモク
形態丈は20センチほどになる褐藻。黄色味のある褐色あるいはオリーブ色で、茎の部分から周囲にギザギザのあるラッパに似た葉状部が、放射状に伸びる。葉状部の中は空洞になっている。大きくなるにつれ、円筒状に立ち上がる。ホンダワラの仲間にしては特異な形のため、海藻には見えづらい。
概要【分布】
太平洋中部~西部~インド洋の亜熱帯、熱帯の海に分布。国内では紀伊半島以西、南西諸島などの暖海で見られる。

【生態】
内湾やイノーなど、浅い海にある岩礁やサンゴ礁の周辺に生える。死んだサンゴに繁茂すると、サンゴ礁が元に戻りにくいとされ、サンゴ礁の環境悪化のバロメーターでもある。

【島内の目撃情報】
天城町内では、ヨナマビーチにあるサンゴ周辺の岩場で見られる。
観察できる場所死んだ珊瑚の周辺

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