ハマトラノオ(9月初旬)

ハマトラノオ

名称(ヨミ)ハマトラノオ
形態草丈は、花を含めて20センチあまり。とても艶のある立体的な葉が、茎に対して十字状に規則正しく並ぶ。10センチ前後の細長い花穂(かほ)には、青紫色の小さな花が多数咲く。名は、細長い花穂をトラの尾に見立てたことに由来するという。
概要別名、カントラノオ。

【分布】
五島列島や甑島、奄美大島、徳之島、座間味島などの海岸に局所的に分布。徳之島では天城町の犬の門蓋周辺で見られるのみ。

【生態】
海岸の岩場付近にある草地に生える、常緑の多年草。8月~11月に開花し、細長い花穂の下側から順に咲く。

【島内の目撃情報】
天城町、犬の門蓋でわずかに見られる。過去、雑草などとともに、海岸清掃の際に刈り払われてしまうことがあった。園芸種としても親しまれているが、徳之島三町・希少動植物保護条例によって保護されているため、島内での採取は禁止。なお、下記の関連URLは、条例に関する情報へのリンクである。
観察できる場所犬の門蓋の周辺
関連URLhttp://yuiamagi.html.xdomain.jp/tourist_map/Redlist/

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