アサギマダラ ( Chestnut tiger )
| 名称(ヨミ) | アサギマダラ |
|---|---|
| 中分類 | チョウ目 |
| 小分類 | タテハチョウ科 |
| 形態 | 開張すると11センチあまりになる、比較的大きなマダラチョウ。マダラチョウに共通する、黒い体に白い斑点がある。雌雄とも前翅は白地に黒い翅脈、後翅は白地に赤茶の翅脈が目立つ。前翅の裏側は先端が赤褐色で、翅をたたんで吸蜜していると、白地に赤褐色のみに見える。白い部分は半透明で、鱗粉がほとんどない。足は4本に見えるが、前脚は退化し折りたたまれている。 |
| 概要 | 【分布】 日本国内に飛来する亜種アサギマダラは、東南アジア、中国南部、台湾からやってくると考えられる。徳之島でもセンダングサなどで吸蜜する姿が見られる。 【生態】 2,000キロ以上も渡るチョウとして知られる。国内では本州、四国、九州、南西諸島で繁殖し、冬場が寒冷な地域の個体群は南下、太平洋岸や南西諸島など温暖な地域では北上する傾向がある。幼虫はガガイモ科の植物を食草とし、アルカロイドを摂取し蓄積する。成虫になっても毒は抜けないため、天敵から身を守ることができる。 【島内の目撃情報】 食草が多い林縁や、その付近のセンダングサの多い道路沿い、草地などでも見られる。また、集落でも見かけることがある。 |
| 観察できる場所 | センダングサなど花の多い林道わきなど |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。

データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/yui_yakata/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/amagi_isan/
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