カバマダラ ( Plain tiger )
| 名称(ヨミ) | かばまだら |
|---|---|
| 中分類 | チョウ目 |
| 小分類 | タテハチョウ科 |
| 形態 | 開張すると7センチあまりになる、中型のマダラチョウ。体には、黒字に白い斑点がある。翅の表面は内側がオレンジ色で、黒縁がある。特に前翅の先端の黒い部分が大きく、大小の白い泡のような模様が目立つ。裏面は薄いオレンジ色で、縁取りは黒字に白の斑点が規則的に入る。一見、4本足に見えるが、前脚が退化し畳まれている。 |
| 概要 | 【分布】 アフリカ大陸、ユーラシア大陸のヨーロッパから東南アジア、台湾にかけて、さらにオセアニアにわたる熱帯、亜熱帯域に広く分布。国内では奄美大島以南で見られる。徳之島でも見られるが、近年は冬場の寒暖が激しいためか発生は安定しない。 【生態】 幼虫はガガイモ科の植物を食草として、体内に毒を蓄積することで身を守る。毒は成虫にも引き継がれており、目立つ翅が見えるように、比較的ゆっくりと飛ぶ。スミレやパンジーが多い地域で見られる、ツマグロヒョウモンの雌は、毒をもつ本種に擬態しているとされる。 【島内の目撃情報】 道端や空き地のセンダングサ(島口のサシ)で吸蜜する姿が見られる。 |
| 観察できる場所 | センダングサの多い道端や空き地 |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。

データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/yui_yakata/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/amagi_isan/
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