アマミアオガエル

アマミアオガエル ( Okinawan tree frog )

名称(ヨミ)アマミアオガエル
中分類無尾目(カエル)
小分類アオガエル科
形態雌は7センチ、雄は5センチ前後の中型のカエル。一見本土のニホンアマガエルに似ているが、ずっと大きい。体は扁平で滑らかな形をしているが、目の前後は角が立って立体感がある。四肢は発達し太く、吸盤が大きい。基本的に緑だが、褐色がかったり、希に全身が茶褐色の個体が見られ、環境や刺激などにより体色を変化させることができる。
概要【分布】
オキナワアオガエルと亜種関係にあり、奄美大島、徳之島に分布する固有亜種。徳之島では、森林周辺の湿地や池などの周辺で見られる。

【生態】
樹上性で、昆虫などを捕食する肉食性。鳴のう(鳴くときに膨らませる部分)は喉の下側一ヶ所。繁殖期は冬から春で、泡につつまれた卵を水辺の植物や、人工の構造物などに産み付ける。

【島内の目撃情報】
厳冬期より少し暖かくなった3月以降、雨の夜に道路できた水溜り周辺に出てきていることが多い。
観察できる場所森林やその周辺にある池の周辺、雨の路上、水の絶えない側溝

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