チブサトゲグモ(赤い個体)
チブサトゲグモ
名称(ヨミ) | チブサトゲグモ |
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中分類 | クモ類(クモ、サソリモドキなど) |
小分類 | クモ目 |
形態 | 雄は数ミリ、大きめのメスでも1センチ弱の巣を張るクモ。頭胸部に比べて腹部がとても大きく、腹部の背側は平らになっており、中央から後に6つの突起がある。腹部の模様は特徴的で、個体それぞれに茶、黒、赤、白などを組み合わせた多様な紋様と、共通の白い丸班が中央に並んで2つある。そのため、仮面のようにも見える。頭胸部や足は目立たず、黒や暗褐色。 |
概要 | 【分布】 ハワイ、オセアニアなど西太平洋から東南アジア、インドに分布。国内では本州で希に発見されるが、奄美群島以南で普通に見られる。徳之島では家屋の周辺に多い。 【生態】 梅雨の頃から秋にかけ、雨風をしのぎやすい場所に巣を張り、自分より大きな昆虫でも捕獲して食べる。かなり離れた枝やひさしなどに、糸を渡すことができる。夏の終わりから晩秋にかけて壁面などに産卵し、黄緑の美しい卵のうを作る。卵のうの状態で越冬し、春先から成長を始める。なお卵のうは、メジロやリュウキュウサンコウチョウの巣材として使われることが多い。 【島内の目撃情報】 周囲に庭木のある家庭ならば、軒先で普通に見られる。 |
観察できる場所 | 庭木の多い家の軒先、庭先 |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。
データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/amagi_isan/
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