リュウキュウカジカガエル

リュウキュウカジカガエル ( Ryukyu Kajika Frog )

名称(ヨミ)リュウキュウカジカガエル
中分類無尾目(カエル)
小分類アオガエル科
形態小さいものは1センチ、大きな雌でも4センチ足らずの小柄なカエル。雌の方が大きい。後ろ足がとても長く、体は鮮やかな黄色や赤茶、褐色、土色まで様々。個体変異とともに、環境により体色を変化させることができる。背や足には班が入り、足の班は帯状。背には体表に滑らかでなく、細かいイボのような突起がある。指先には小さな吸盤がある。
概要標準和名は当初ニホンカジカガエルだったが、本土のカジカガエルと混同されやすいため、リュウキュウカジカガエルに変更された。

【分布】
トカラ列島から南西諸島、台湾に分布し、徳之島でも海岸から森林まで広く見られる。

【生態】
厳冬期には見られなくなるが、春先から晩秋まで見られる。小さな虫を食べる肉食性。雄はクリリリリリと鳴く。ちょっとした水溜りや、水が常に数ミリの水深を保って表面をぬらしているような路面でも産卵し、繁殖することができる。

【島内の目撃情報】
数週間、干上がらない水辺なら、どこでもオタマジャクシが見られる。その周囲では、成体が見られる。
観察できる場所水溜りや池など、常に水がある場所の周辺

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