フタスジナマコ(下はクロナマコ)

フタスジナマコ

名称(ヨミ)フタスジナマコ
中分類ナマコ類
形態20センチを超えるナマコで、ずんぐりと太い。淡い肌色地に褐色の細かな班があり、フタスジの名の通り、濃い茶褐色の帯状の模様が2本入る。個体変異があり、色の違いや帯状の模様がない個体も見られる。すっぽりと、砂をかぶっていることもある。
概要【分布】
西太平洋からインド洋にかけて分布、国内では奄美大島以南に生息し、徳之島ではサンゴ礁周囲にある砂地で見られる。

【生態】
砂にもぐっていることが多く、砂を口からのみこみ、含まれるデトリタス(植物のかけらなどの有機物)を食べる。危険を感じるとキュビエ器官と呼ばれる、粘着性の強い白いひも状の組織を出す。南西諸島でも食用にする地域がある。(生食でなく、長時間煮る)

【島内の目撃情報】
砂にもぐっているため見つかりにくい。ヨナマビーチで記録がある。
観察できる場所サンゴ礁周辺の砂地
生息地のGoogleマップURLhttps://goo.gl/maps/2Frsnughp8C2

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