パンダナマイマイ

パンダナマイマイ

名称(ヨミ)パンダナマイマイ
中分類巻貝類
小分類陸の巻貝(カタツムリ、ヤマタニシなど)
形態殻径3センチほどになるカタツムリ。いわゆるカタツムリのイメージの姿。褐色の殻は殻高が低め、巻きに沿った茶褐色の線がある。体=軟体部は薄い褐色で、目=触角から伸びる黒い線が2本入るが、はっきりしない個体も多い。色彩には個体差があり、全体に黒っぽいものや、淡色で殻の茶褐色の線のないものも見られる。

※発見された際、アダンの樹下に多かったためアダンの学名Pandanus odoratissimusから、パンダナマイマイとなった。
概要【分布】
奄美群島、沖縄諸島などに分布。徳之島では、集落や畑の植物が茂る場所、林縁などで見られる。

【生態】
枯葉や野菜など、植物が主体の雑食性。雌雄同体。雨天や雨上がりなど、湿度の高い時に活発に活動する。ウスカワマイマイに次いで数の多いカタツムリ。カルシウムを摂るために、側溝の壁を食べに集まることがある。キカイウスカワマイマイに比べると、樹木が多いところに多い。

【島内の目撃情報】
ほぼ全域で見られるが、開けた場所では見られない。
観察できる場所雨上がり、樹木か落ち葉、もしくはその周辺。

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