ツノメガニ（徳之島町花徳、1月）

ツノメガニ　( horned ghost crab )

名称（ヨミ）	ツノメガニ
中分類	エビ目（エビ、カニ、ヤドカリなど）
小分類	スナガニ科
形態	甲幅4センチほどになる。ツノメの名の通り、大きな縦長の目の上に角のような突起があり、雄は長く、雌は短め。また成長するに従って長くなる。おおむね甲羅の背側は砂色だが、腹側は砂色や紫色など個体変異がある。足の色も同様に個体変異がある。はさみは白い。
概要	【分布】太平洋西部からインド洋の温帯から熱帯に広く生息する。徳之島では、砂浜で見られる。【生態】砂浜で波がぎりぎり届かない場所に穴を掘って生活する。昼間はあまり出てこないが、晴れた冬場には砂浜を走る姿が見られることがあり、小さな個体の場合が多い。警戒すると素早く走って波の中に逃げ込むが、流されることは無くまた戻ってくる。【島内の目撃情報】砂浜で穴を見つけるのが早道。ただし、ミナミスナガニやスナガニも同様の穴を掘る。大きなものはゴルフボールが入るくらいの穴で、1メートルに達する深さがある。町内ではイノーに面した松原西区の排水口近くの浜で見られる。徳之島町では、花徳浜で見つけやすい。
観察できる場所	松原漁港周辺の浜、ヨナマビーチなど

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