ミフウズラの雄

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ミフウズラ (Barred Buttonquail)

名称(ヨミ)みふうずら
中分類チドリ目
小分類ミフウズラ科
形態全長はスズメと同大だが尾が短いぶん体は大きく、イソヒヨドリくらいの大きさ。ずんぐりして尾羽は短い。頭から背、翼にかけて白、黒、茶褐色の細かな班があり、腹は赤土に似た赤茶の褐色。雌は首から胸にかけて黒く、一妻多夫のため雌の方がやや派手。

以前はツル目に分類されていた。見た目が少し似ているためウズラと名がつくが、ウズラはキジ目であり、無関係。
生息種類留鳥
概要【分布】
南西諸島から東南アジア、インドにかけて広く分布する留鳥。徳之島では畑や牧草地などで見られる。

【生態】
警戒心が強く、草地から出てくることは稀。昆虫や種子なども食べる雑食性。飛ぶことは出来るが得意ではなく、歩いて移動する。梅雨から夏にかけ、子育てする雄がピンポン玉ほどの雛を連れて、道路を横断する姿を見かけることがある。一妻多夫で、雌が「ブーゥ」とさえずりオスにアピールするが、産卵後は子育てせず、雄だけで子育てする。

【島内の目撃情報】
比較的決まった場所で見られるため、一度見た場所の周辺に居続けていると思われる。朝夕、サトウキビが刈り取られ、開けた畑で見かけるチャンスが多い。
観察できる場所牧草地やサトウキビ畑、その間を通る道路上

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