当部ビンジルガナシ

当部ビンジルガナシ

遺産概要200~400年前から当部集落の守神として、石を御神体として祀っている。元日、8月15日、毎月1日、15日に拝みを行う。 当部東又の当部のテラに2個のくぶれを持った人頭大きさほどの石が当部のビンジルガナシとして祀られている。当部のテラの後背に聳える山は、当部集落では神山と呼ばれており、木を勝手に切ってはいけないとされている場所である。そのため、一帯にはオキナワウラジロガシの巨木が群生しており、特徴的な植生が残っている。 松村福松美が神主として祀り初めてから200年以上が経過しているとされ、松村家によって代々管理され、拝みが行われていたが、現在では集落によって管理が行われている。松村家が拝んでいた頃は、旧正月と旧八月十五日にカシキ・サカキ・線香・お酒・水・米をお供えして、拝みが行われていたとされる。戦時中には、出征兵士の武運長久を祈願した。        
運動会の日には、その朝に集落総出で必勝祈願を行った。

PageTop