三京ミンジルガナシ

遺産概要三京のミンジルガナシは、三京集落の中心を流れる三京川の脇、通称ミンジルントウにある。
白砂を撒いた場所に複数石が据え置かれ、達磨形をしたくびれを持つ石が、一つその据え置かれた石の
上に鎮座している。明治初期に、集落の人によってミンジルガナシを丹発山の頂上に移動したり、三京川にほうり込んだりされたが、いずれも祟りがあり、現在の場所に戻され安置しているという。
集落内で日常的使用されていた道がミンジルガナシの前を通っており、集落の人はそこを通る際には、近くに生えているシィーギ(椎の木)の枝を折って、それをミンジルガナシの前に祀ったという。

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