大和城山

大和城山

中分類山岳
資産概要国土地理院地図では、標高251m
県道南側は再び山地となり、大和城山二四八mがある。方言ではヤマトグシクといって、山の中腹に牛神祭りをする際場があり、古くから今なおつづいている。ここは第二次大戦中高田混成旅団の戦闘指揮所のあった山で、頂上にはいまなお当事を偲ばせる鉄筋コンクリート壕がそのまま残っている。

大和城~美名田山の山林は大戦中の駐屯地建設などで、ほぼ伐採されつくし、はげ山になったが、現在では原生林に近い状態まで回復している場所も少なくない。大和城山の山腹でも、様々な動植物が見られるようになっている。樹木では比較的スダジイが多く、秋には俗にシイノミと呼ばれるどんぐりが実る。

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