馬鞍岳

資産概要標高210m。山の形が馬の鞍に似ていることから、名付けられた。
その南に馬鞍岳二一〇mがある。方言ではマンクラディーといっている。馬の鞍の形をしているので名付けられた。この山の頂上に牛神を祭っていた。これも信仰の中に書くことになっている。馬鞍岳の南で山地は中断して、県道花徳~平土野間の舗装道路があり、東西交通の要衛となっている。第二次大戦中、県道の南側の土堤に墨痕あざやかな「天下茶屋」の標識柱が建てられ、徳之島駐屯軍の連絡所となっていた。この標識は軍司令官高田利貞小将が轟木の地名「天勝屋」をもじって書いたもので、風流将軍といって住民に親しまれたという。剣道の両側は農地を形成、水田が続いていたが昭和四十四年以来さとうきび畑へ変わりつつある。

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