ナガサキアゲハ ( Great Mormon )
| 名称(ヨミ) | ながさきあげは |
|---|---|
| 中分類 | チョウ目 |
| 小分類 | アゲハチョウ科 |
| 形態 | 開張すると12センチを超え、モンキアゲハ、オオゴマダラに次ぐ、国内最大級のアゲハチョウ。雌は雄より大きく、雌の翅(はね)には、灰色や白い部分が多く、南方産ほど白っぽい部分が多くなり、遠目にも目立つ。(ただし、台湾以南では白の部分が減少していく)対して雄の翅は表面はほぼ黒一色で、青く光ることがある。裏面は、付け根と後翅の後部の一部に赤い部分がある。雌雄とも、アゲハの特徴である尾部突起が無いため、他のアゲハと見分けられる。(稀に有尾型が見られる) |
| 概要 | ※和名の由来は、江戸時代後期にシーボルト(医師・博物学者)が最初に長崎で捕獲したため、とされる。 【分布】 江戸時代には九州から南方に生息していたが、現在では関東以南に産するようになっている。徳之島では、林道や集落で見かける。 【生態】 幼虫はクロアゲハやシロオビアゲハ同様に、ミカン科の葉を食べて育つ。成虫は花の多い民家の庭を訪れて、吸蜜することもある。 【島内の目撃情報】 成虫は、ミカン科の果樹がある地域や、センダンの花が咲いている林縁、花の多い庭先などに飛来する。町内では、外来のゴマダラカミキリによりミカン科の木が激減したため、数が減っているが、松原登山道や、当部集落などで見られる。 |
| 観察できる場所 | 食草となるミカン科果樹の周辺 |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。

データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/yui_yakata/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/amagi_isan/
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