リュウキュウキビタキ・雄(奄美大島、4月)

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リュウキュウキビタキ ( Ryukyu flycatcher )

名称(ヨミ)りゅうきゅうきびたき
中分類スズメ目
小分類ヒタキ科
形態スズメほどの大きさで、キビタキに酷似している。雄はメリハリのある色調で、頭から背にかけての上面は黒もしくは緑褐色、腹側や眉は鮮やかな黄色が目立つ。喉の部分は、角度によってオレンジ色に見えるものの、キビタキほど濃くはない。雌はコサメビタキやサメビタキに似ており、背側が緑褐色で、腹側は薄灰色でもやもやした模様がある。また、キビタキのメスと本種のメスの見分けはつかない。

※以前はキビタキの亜種とされていたが、現在は別種となっている。
生息種類留鳥
概要【分布】
南西諸島に生息し、屋久島や種子島では夏鳥、奄美群島以南では留鳥とされる。徳之島でも森林に生息しているが、警戒心が強く見ることは難しい。

【生態】
主に昆虫やクモなどを捕食する、肉食性の強い雑食と思われる。春から夏にかけて、沢や川沿いで独特のさえずりが聞かれる。細かく震える鈴のような声で「ソーラーシーソ」に近い音程でさえずり、そのあと「チュッ!」と鋭く鳴く。8月になるころ、巣立った幼鳥が川沿いなどで「キョッ」と鳴く声が聴かれることがある。地鳴きは「ヒッ」などの細い声とともにヒタキ類独特の「カッ カッ」の声が混じる。

※関連URLは、さえずりの音声リンクとなっている。

【島内の目撃情報】
天城岳の松原登山道の沢沿いや、三京林道の川沿いや水源地周辺などで姿が見られたり、さえずりや幼鳥の声などが聞かれることがある。徳之島町では、手々林道の沢で雌と幼鳥の記録がある。
観察できる場所森林内を流れる川、沢沿いなど、水辺の近く
関連URLhttps://drive.google.com/file/d/1kIu3LRhMqzr64M3bUuxjvtWwo0onMzSp/view?usp=sharing

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