リュウキュウキビタキ ( Ryukyu flycatcher )
| 名称(ヨミ) | りゅうきゅうきびたき |
|---|---|
| 中分類 | スズメ目 |
| 小分類 | ヒタキ科 |
| 形態 | スズメほどの大きさで、キビタキに酷似している。雄はメリハリのある色調で、頭から背にかけての上面は黒もしくは緑褐色、腹側や眉は鮮やかな黄色が目立つ。喉の部分は、角度によってオレンジ色に見えるものの、キビタキほど濃くはない。雌はコサメビタキやサメビタキに似ており、背側が緑褐色で、腹側は薄灰色でもやもやした模様がある。また、キビタキのメスと本種のメスの見分けはつかない。 ※以前はキビタキの亜種とされていたが、現在は別種となっている。 |
| 生息種類 | 留鳥 |
| 概要 | 【分布】 南西諸島に生息し、屋久島や種子島では夏鳥、奄美群島以南では留鳥とされる。徳之島でも森林に生息しているが、警戒心が強く見ることは難しい。 【生態】 主に昆虫やクモなどを捕食する、肉食性の強い雑食と思われる。春から夏にかけて、沢や川沿いで独特のさえずりが聞かれる。細かく震える鈴のような声で「ソーラーシーソ」に近い音程でさえずり、そのあと「チュッ!」と鋭く鳴く。8月になるころ、巣立った幼鳥が川沿いなどで「キョッ」と鳴く声が聴かれることがある。地鳴きは「ヒッ」などの細い声とともにヒタキ類独特の「カッ カッ」の声が混じる。 ※関連URLは、さえずりの音声リンクとなっている。 【島内の目撃情報】 天城岳の松原登山道の沢沿いや、三京林道の川沿いや水源地周辺などで姿が見られたり、さえずりや幼鳥の声などが聞かれることがある。徳之島町では、手々林道の沢で雌と幼鳥の記録がある。 |
| 観察できる場所 | 森林内を流れる川、沢沿いなど、水辺の近く |
| 関連URL | https://drive.google.com/file/d/1kIu3LRhMqzr64M3bUuxjvtWwo0onMzSp/view?usp=sharing |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。

データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/yui_yakata/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/amagi_isan/
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