トネ屋敷跡(ウントニ-)

遺産概要毎月旧1日、15日にお供えをし、お祭りを行っている。ウントニは松原上区(ウントウ)に所在する屋敷跡である。屋敷内には小屋が建てられ、そこを祭場として、地域住民によって拝みが行われていたが、現在は行われていない。屋敷内にはアクチ(モクタチバナ)の木が生えており、その木は切ってはいけないと集落内で言い伝えられ、また、「ウントニでは牛肥などを使用してはいけないとされ、常に清潔な状態にしておかなければならない。」という言い伝えが残っている。昭和初期には松原港についたノロがウントニに来て、シッキョウで手を洗い、前野のしょうじの寺にお参りし、松原西区のカームィ滝で身を清め大城に登り祭儀がおこなわれたとされる。

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