山テラ(2018年11月)

大和城山寺

遺産概要大和城の中腹にある拝所で、50~60cmの立石の前に祭具が置かれている。山寺は、大和城中腹の岩盤が露頭した場所にある。祭壇状を呈する巨大な岩の上に香炉の形をした自然礫や、花瓶、湯呑みなどが置かれており、また、その側には手水鉢として使用したと考えられる加工が施された石が置かれている。この山寺は、農耕・牛馬の祭箕祀場とされ、今でも秋の彼岸に、天城集落の方々や、畜産関係者が拝みを行っている。

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