1巻 p.136-137
ページ概要 | 研究第二冊 目次/鴨居鳥ヶ崎横穴 B 横穴第1回発掘 |
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含まれる遺跡・寺院等 | 鳥ヶ崎B横穴 |
遺跡・寺院等の所在市町村 | 横須賀市 |
登場人物(記載ママ) | 石野瑛/太刀川総司郎 |
記載年月日 | 大正13(1924)年7月30日 |
翻刻[判読不可は■] | [P.136] [挟み込み・表面左] 研究第二册目次 自大正十三年七月丗日 至大正 年 月 日 Page 1 鳥ヶ崎B横穴発掘 㐧一回 6 仝 㐧二回 8 仝 㐧三回 10 鴨居横穴発掘品 12 鳥ヶ崎横穴関係図 坂本大六天神社裏山にアイヌ式遺跡発見 12-13 鳥ヶ崎B横穴発掘位置図 13 鳥ヶ崎C横穴発掘(第一回) 14 鳥ヶ崎左方横穴位置図 15 鳥ヶ崎D横穴発掘 17 鎌倉時代横墳墓内人骨位置 無縫塔一例 18 南下浦村岩浦矢倉内壁彫刻 19 鳥ヶ崎発掘銅環 20 鳥ヶ崎B横穴㐧四回発掘 大浜横穴発掘 21 大塚山ノ地下式壙 22 鳥ヶ崎横穴群図 G横穴ノ測定 23 E横穴ノ発掘 24 馬掘ノ横穴概見 西浦村秋谷ノ彌生式遺跡 26 佐島ノ矢倉 28 地下式壙測定 29 鳥ヶ崎C横穴(㐧二回) 31 仝I横穴 磨石斧採集 山崎貝塚から石鏃を発見す [挟み込み・表面右] 32. 阿波式石棺 33.靜岡縣ニ於ケル墓ノ一種 37.C横穴発掘(㐧三回) 39.佐島附近ノ遺跡 41.雪目鏡ノ紋様ヲ有スル土器 〃 鳥ヶ崎洞窟発見遺物 42.鳥ヶ崎C横穴(㐧四回) 43.C横穴遺物位置図 44.C横穴遺物 45.靜岡縣板妻附近ニ於ル○○塚ト称スルモノヽ一例 C及A横穴測定 46.在銘墓石発見サル 50.佐島発見ヤヨイ式土器 佐島ノ横穴 51.小矢部城山矢倉及舞台五輪塔測定 52.南下浦村岩浦海岩ノ矢倉(大正14.1.6) 56.仝 菊名ノ矢倉 58.仝 松輪ノ古墳 鳥ヶ崎古骨塚 鳥ヶ崎横穴位置 59.髙橋健自氏手紙 大14.2 上山口、五輪塔 60 逗子新宿横穴 鎌倉、東寺横穴 61.衣笠村大矢部ノ板碑 62.仝所矢倉内壙墓、 仝五輪一例 63.寫眞・深谷板碑・深谷矢倉天井・満昌寺内三浦氏燈・佐原十郎墓 不入斗ノ横穴 64.江戸坂、高坂、カヤマ貝塚、7 三戸ノ遺跡 大正14.8 65.仝位置 66.走水踏査 大正14.8 67.鳥ヶ崎土器 69.遺跡小図 [挟み込み・裏面] 70 三浦半島最狭部図 71.三戸附近図 72.諸磯附近図 付箋(縦書き)「■■礎出門塀内講堂此址の礎石■■道路改修工事より亡」 [P.137] [欄外]石野氏は発掘しているなら見せてくれといつて来たものである 鴨居鳥ヶ崎横穴 B横穴 第一回発掘 大正十三年七月丗日 赤星 太刀川総司郎氏 石野瑛氏(見学) 土方一名ヲ傭フ(一名一日二円二十銭) 場所 右方未ダ山ヲ崩サヽル部分、下方道路ニ添ヒタルトコロ。羨道切ラレアリ。道路ニ添ヒテ見ラル。 発掘 土方ヲシテ発掘セシム。 羨道ヨリ切崩ス。最下所ニ礫層アリ。 羨道部ハ一列ナラベナレドモ玄室ニハ約二寸ノ厚サニ敷カレアリ、遺物ハ其上ニアリ。覆土ハ天井迄ギツシリツマリテ発掘困難。 発掘物 青銅鏡、貝輪、祝部土器、土師器 ———— [翻刻(所属は翻刻時)] 坂本早希(慶應義塾大学文学部 国文学専攻3年) 千葉 毅 [翻刻日]2021年3月2日 ———— [一部修正]高尾将矢 [修正日]2022年2月1日 [修正箇所] 「靜岡縣板■附近ニ於ル」→「靜岡縣板妻附近ニ於ル」 「南下浦村岩浦■岩ノ矢倉」→「南下浦村岩浦海岩ノ矢倉」 「礎石■■道路■■工事より亡」→「礎石■■道路回収工事より亡」 |
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関連情報 | |
この巻全体をPDFで見る | https://sitereports.nabunken.go.jp/101887 |
ノート所蔵機関 | 赤星直忠博士文化財資料館 |
『赤星直忠考古学研究資料』とは—
『赤星直忠考古学研究資料』は、大正から昭和にかけて、神奈川県の三浦半島を中心に考古学・歴史学・民俗学等の調査を重ね、県域における文化財保護の黎明期を築いた赤星直忠(あかほし・なおただ)氏のフィールドノートです。
1922〜1952年に記されたもので、全6冊からなります。内容は多岐にわたりますが、赤星氏が実施した調査の概要や写真、スケッチ等が含まれています。中には、今日では失われてしまった文化財に関する情報等も見られます。
文化財に関する情報としてはもちろん、赤星氏が活躍した時代を物語る資料としての価値もあわせ持つ、大変貴重な資料です。現在は、赤星直忠博士文化財資料館が所蔵しています。
赤星氏による膨大な調査記録の大部分は、生前、神奈川県立埋蔵文化財センター(現在は神奈川県教育委員会生涯学習部文化遺産課)へ寄贈され、「赤星ノート」として広く知られています。
一方、本アーカイブで公開する『考古学研究資料』は、氏が亡くなるまで手元に保管されていたもので、特に思い入れがあったものと伝わっています。
このノートのページを手繰っていただければ、貴重な調査成果とともに、地域史の調査研究、文化財保護に注がれた赤星氏の情熱、想いに触れていただけるものと思います。
赤星直忠氏については以下のウェブサイトもご参照ください。
>> 赤星直忠博士文化財資料館ウェブサイト
>> 考古学者赤星直忠の学問とその生きた時代—神奈川県の地域研究に残したもの—(横須賀考古学会による赤星氏の紹介記事)
>> 赤星直忠(wikipedia)
神奈川県教育委員会生涯学習部文化遺産課が所蔵する「赤星ノート」の目録は以下に掲載されています。
『神奈川県立埋蔵文化財センター 年報14〜年報18』(1996年〜1999年)
*赤星直忠氏の「赤星」の読みは、正式には「あかほし」ですが、「あかぼし」と呼ばれることも多くあります。
このデジタルアーカイブについて
このデジタルアーカイブでは『赤星直忠考古学研究資料』全ページの画像及びその関連情報を公開しています。
赤星直忠博士文化財資料館のご協力を得て、神奈川県立歴史博物館が公開・運営を行っています。
整理・公開方針
・全ページ見開きごとの画像および貼り付け、綴じ込みのある箇所は当該部分の拡大画像も公開しています。
・ページ番号は、赤星氏自身が付している箇所もありますが、整理・公開の便宜上、赤星氏による番号とは別に設定しました。
・記載は赤星氏の表記に従いましたが、歴史的仮名遣いを現代仮名遣いへ、旧字体を新字体へ改めた部分があります。
非公開・マスキング個所について
原則として全ページをオリジナルのまま掲載していますが、以下に関してはマスキングを施しています。
・赤星直忠氏以外の著作物(貼り込んである書簡の本文等)
・個人の住所(原則として字まで掲載し、番地をマスキング)
・個人の不利益になり得る情報
なお、マスキング箇所の選別に際しては、「神奈川県立公文書館条例施行規則」「神奈川県立公文書館資料の閲覧制限の審査基準」「デジタルアーカイブ学会 肖像権ガイドライン」等を参照しました。
本書の一部には、今日において基本的人権にかかわる不適切な表現が含まれるものがありますが、時代的背景に鑑み、 原文のまま掲載しております。ご理解いただきますようお願いいたします。
画像はご自由にご利用いただけます
本デジタルアーカイブで公開している画像は、出典明記を条件に、ご自由にご利用いただくことができます(CC BY 4.0 )。
地域史・郷土史や文化財の研究、学習等にぜひご活用ください。(個別の許諾手続きは行っておりません)
出典表示の例
「赤星直忠考古学研究資料デジタルアーカイブ:1巻、p.050-051[https://jmapps.ne.jp/akahoshinaotada_digitalarchive/det.html?data_id=9238]」
「赤星直忠考古学研究資料デジタルアーカイブ:1巻、p.050-051」 等
ご利用時のお願い
ご利用にあたっては、公序良俗に反しないようお願いいたします。
*より高画質の画像をご希望の方、ご不明点等がございましたら以下へお問い合わせください。
神奈川県立歴史博物館 学芸部「赤星直忠考古学研究資料デジタルアーカイブ」担当
E-mail: akahoshi.info★kanagawa-museum.jp(★を@にしてください)
ご利用方法を教えていただけませんか? *任意です
神奈川県立歴史博物館では、本アーカイブの利用状況を把握し今後の運営に役立てたいと考えております。
利用方法をお知らせいただけると幸いです。
利用方法の例
・調査研究等での利用(論文名・掲載媒体名 等)
・出版物での利用(書籍名・出版社名 等)
・テレビ番組での利用(放送局名・番組名 等)
・商品化での利用(商品名 等)
・その他、ユニークな利用
*ご連絡いただく際には、ご利用例を当館広報等で紹介して良いかどうかをお書き添えください。
(ご紹介をご許可いただいた事例の全てを紹介することを保証するものではありません)
ご連絡先
神奈川県立歴史博物館 学芸部「赤星直忠考古学研究資料デジタルアーカイブ」担当
E-mail: akahoshi.info★kanagawa-museum.jp(★を@にしてください)
PDF版もご利用ください
『赤星直忠考古学研究資料』のPDF版もオンライン公開しています。
ページをどんどんめくって読み進めたい方にはこちらがオススメです。ぜひご利用ください。
『赤星直忠考古学研究資料』PDF版を見る(全国遺跡報告総覧website)
>>第1巻(1922年6月~1925年8月)
>>第2巻(1925年4月~1930年4月)
>>第3巻(1922年7月~1932年1月)
>>第4巻(1932年1月~1934年3月)
>>第5巻(1934年3月~1938年6月)
>>第6巻(1938年11月~1952年10月)
デジタルアーカイブを一緒に育てよう!
情報が蓄積し、他の情報とつながっていくことで、デジタルアーカイブは成長していきます。
ぜひ『赤星直忠考古学研究資料デジタルアーカイブ』を一緒に育ててみませんか?
神奈川県立歴史博物館では、本アーカイブに含まれる赤星氏の手書き文章の書き起こし作業(翻刻[ほんこく])を継続しています。
翻刻することで、内容を理解しやすくなるのに加え、検索対象の情報が増えることでデータベースとしての精度も向上させることができます。
ぜひ、ご利用の皆様も翻刻をしてみませんか?
現状で判読できていない文字もあります。
また、本アーカイブで公開している情報に関連する情報をご存知でしたら、ぜひお寄せください。
一緒にアーカイブを充実させていきましょう!
>> 詳細はこちら[PDF]
神奈川県立歴史博物館では赤星直忠氏旧蔵資料を所蔵しています
当館所蔵の赤星直忠旧蔵資料目録をオンライン公開しています。
>>『神奈川県立歴史博物館所蔵 赤星直忠旧蔵資料目録』を見る(全国遺跡報告総覧website)
ありがとうございました
本アーカイブの公開にあたり、以下の皆様に格別のご協力を賜りました。
厚く御礼申し上げます。(敬称略)
赤星剣二
釼持輝久(赤星直忠博士文化財資料館 館長)
宇内正城(赤星直忠博士文化財資料館 副館長)
斎藤彦司(赤星直忠博士文化財資料館 顧問)
稲村 繁(元横須賀市自然・人文博物館 学芸員)
上田良知(神奈川県立公文書館 事務嘱託員)
大竹 創(慶應義塾大学文学部 民族学考古学専攻3年)
坂本早希(慶應義塾大学文学部 国文学専攻3年)
鈴木弘太(鎌倉市文化財課 技術職員)
須田英一(法政大学現代福祉学部 兼任講師)
高橋 健(横浜ユーラシア文化館 主任学芸員)
髙橋雛子(慶應義塾大学経済学部3年)
浪形早季子((公財)横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター 調査研究員)
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運営メンバー
企画・編集
千葉 毅(神奈川県立歴史博物館[考古学])
神野祐太(神奈川県立歴史博物館[美術史〈彫刻〉])
武田周一郎(神奈川県立歴史博物館[現代史])
撮影
千葉 毅
お問合せ・ご利用方法のご連絡先
神奈川県立歴史博物館 学芸部「赤星直忠考古学研究資料デジタルアーカイブ」担当
E-mail: akahoshi.info★kanagawa-museum.jp(★を@にしてください)
tel: 045-201-0926 fax: 045-201-7364
公開日 2021年9月23日
最終更新日 2024年3月28日[翻刻追加]
*このデジタルアーカイブは、平成31年度〜令和2年度神奈川県立歴史博物館総合研究「神奈川県域における大正・昭和期の文化財保護・地域史研究と在野研究者の関係性をめぐる研究」(研究代表者:千葉 毅)による成果を含んでいます。