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1巻 p.118-119

ページ概要鳥ヶ崎洞穴 人類学教室発掘後ノ発掘
含まれる遺跡・寺院等鳥ヶ崎洞穴/鴨居洞窟
遺跡・寺院等の所在市町村横須賀市
登場人物(記載ママ)高橋健自
記載年月日大正13(1924)年7月25日
翻刻[判読不可は■][P.118]
貝塚 洞窟ノ奥一面ノ貝塚ナリ 人骨土器片ト混在ス。
種類 さヾえ、あわび、かき、たま(巻貝)
遺物 暗褐色ヲ呈スル土器片。彌生式ナリ
   骨製器 三(腹部ニアクキ)骨鏃
   鉄鏃ト思ハルヽモノ一アリ(仝所)附近横穴ノモノト似
人骨 人骨多シ。焼キタル骨片アリシガ獸骨カ。窟内一面ニ散在ス。左側ニ及奥ニ多キ様思フ。入口近キ左方ニモアリ
中央ニ臥葬ラシキモノアリシガ見物人ノタメ踏ミクダカレ岩塊ヲ覆ヒタルラシク認メシカ然ラザルカ。
七月二十二日東京日々新聞記事参照

(鏡拓本、スケッチ貼付)珠文鏡(六朝時代ノモノ)高橋健自氏考證
洞穴発見鏡整理シテ左紋様■タリ。左拓右寫生
頭骨指示数(最大幅径×100/最大長径)

[P.119]
鳥ヶ崎洞穴
人類学教室発掘後ノ発掘(大正十三年七月廿五日)
蛇紋岩製曲玉 青銅鏡 本鏡は帝室博物館に寄贈す(他は赤星保存)
鉄鏃 二ヶ 銅釧
顎骨十一ケ発見 内一ケ小

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[翻刻]坂本早希(慶應義塾大学文学部 国文学専攻3年)
[翻刻日]
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[一部修正]高尾将矢
[修正日]2022年2月1日
[修正箇所]
 「ヒタルラシク■認メシカ然ラザルカ」→「ヒタルラシク認メシカ然ラザルカ」
記載資料の現在の所蔵機関東京国立博物館?(赤星の記載による)
このページを引用した文献
関連情報(発掘報告)
赤星直忠1925「相州鴨居の横穴(一)」『考古学雑誌』第15巻第8号 考古学会、pp.516-523
赤星直忠1925「相州鴨居の横穴(二)」『考古学雑誌』第15巻第9号 考古学会、pp.597-605
赤星直忠1925「相州鴨居の横穴(三)終」『考古学雑誌』第15巻第11号 考古学会、pp.763-772
この巻全体をPDFで見るhttps://sitereports.nabunken.go.jp/101887
ノート所蔵機関赤星直忠博士文化財資料館

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