1巻 p.106-107

ページ概要
含まれる遺跡・寺院等鴨居洞窟/鳥ヶ崎横穴
遺跡・寺院等の所在市町村横須賀市
登場人物(記載ママ)太刀川先生
記載年月日昭和53(1978)年10月7日
翻刻[判読不可は■][p.106]
三本出タリ
板ノ長ハ不問カ
祝部
土師器
窓ニ對カニ
サゲベ
外二ケ

[p.106-107綴込]
天井ドーム型
未調査
鉄鏃
曲玉
刀片
銅鋺
玉類
(何者カ発掘セリ)
三浦郡浦賀町鴨居島ヶ崎横穴群A横穴ニ於ケル遺物

[P.107]
鴨居洞窟調査参考トシテ太刀川先生ヨリ贈ラル

洞窟遺跡に関する調査
[貼込]
「A横穴は大正大地震ではじめて開口したもの、従って盗掘をうけていない。
出土状況をみるに、人骨は伸展状をみせるものと骨が甚だ不足し且つ位置も乱れ、遺物なども、あとから骨の近くに或は骨とともに置いたといった形である。且つ人骨の多くはよせ集めて置いたといった形が多い。
これは、横穴に埋葬した形でなく骨の状態になったものを運びこんで納めたといった形である。
風葬した骨を遺物とともに納めたものと考えてよいであろう。
昭53.10.7記」

————
[翻刻者(所属は翻刻時)]
大竹 創(慶應義塾大学文学部 民族学考古学専攻2年)
千葉 毅
[翻刻日]2021年2月23日
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ノート所蔵機関赤星直忠博士文化財資料館

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